規制ばかりのドローンがさらに規制?何が変わる

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小型無人機(ドローン)について所有者に登録を義務付ける方針を固めたとのことです。

ドローンに新たに規制(義務化)される内容

具体的には来年から航空法の快晴を含めた整備を来年から進めるようです。

内容としては機体に登録された番号を明記することとし、トラブルや事故に対応する狙いがあるとのことでイメージ的にはバイクや車のナンバーのように1台1台番号を割り当てるということなんでしょうね

 

義務化された後は

所有者や操縦者の名前と住所、製造者名(メーカー)や型式、製造番号や機体の重さなどでこれらの登録をしなければドローンを飛ばせなくなるようです。

「これからの規制なら今まで持っていれば(今すぐ規制前に買えば)大丈夫」

と思いたいところですがすでに使われているドローンや海外から持ち込まれたドローンも対象となり、登録はオンラインで受け付け登録内容の変更や抹消の手続きも必要となるようです。

 

厳しく強化されたようですがドローンの機体情報については米国ではすでに義務付けられていて欧州についても導入される予定となっているみたいですね。

 

200g以下の機体について

↑最近DJIというメーカーから199gという200g以下のドローンが発売されました。

 

今回は200g以下の機体については対象とならない予定となっているようですが、最近よく聞く「200g以下なら平気」と言われていますがそれはあくまでも「航空法」に抵触しないというだけであって守らなければいけない決まりはちゃんとあるのはご存知でしょうか?

「よくわからないけど200g以下のドローンなら捕まらないんでしょ?よし飛ばしにいこう!」となると下手すると

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こんなことになってしまうので注意しましょう

200g以下でも「ドローンでこれやっちゃダメ!」

重要施設周囲300mで飛ばしちゃダメ

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国会議事堂や総理大臣官邸、国の重要な施設、外国公館、原子力事業所周辺などの上空を飛行してはダメです。

「200g以下のドローンだから国会を上からみてみよう!」なんてことをしてしまったら大変なことになります

 

公園で飛ばしちゃダメ

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「周りに何もなきゃいいんでしょ?ならドローン持って公園にゴー!」

はいこれもアウトです。

日本に存在する全ての公園でアウトというわけでは有りませんが少なくとも東京都の都立公園では全てアウトなので都内の公園でドローンを飛ばすことはNGであり他地域においても「ドローン等飛行禁止」となっていたら飛ばすことができません。

基本的に公園は子供が遊ぶ場所としているのでやはり子供の危険になるような場所では禁止になっているということですね。

実際過去には公園でドローンを飛ばしたことにより逮捕されてしまった例もあるようです。

 

重要文化財周辺で撮っちゃダメ

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「重要文化財を上からドローンで撮れば映える事間違いなし!」とおもう方もいるでしょうか重要文化財の周辺では施設の管理団体への確認が必要となります。

が!基本的にはテレビや何かのプロモーションなどオフィシャルの場合以外は禁止されているので実質的にはNGだと考えた方がいいと思います。

 

道路での発着陸もダメ!

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道路で使用する場合(歩道を含む)において直接的にドローンを規制する法律は無いようですが道路交通法において

「何人も、交通の妨害となるような方法で物件をみだりに道路に置いてはならない。」

という内容があり発着陸を「道路を占拠する行為」と解釈される可能性もありそうなると道路交通法違反となります。

 

まとめ

テクノロジーの進化がルールの制定を起こしてしまっているからこそあとからあとから決まりができてしまっているように見えてどんどん不便になっていくように見えますが、やはりドローンを利用する人もドローンとは全く無縁の人もそれぞれ快適に使うためにはルールは必要になるのと

「200g以下だから規制は何も無いから大丈夫!」

という誤った認識を持ってしまうと最悪の場合逮捕になってしまう場合もあるので、これからドローンを利用したい人はしっかりとルールを調べて使うことが必要ですね!